NEGISHI INDUSTRY

伝統の技術と素材の持つ力が生んだ、BONSAIに最適な銅製如雨露

如雨露一筋に精進しています

1944年神社仏閣の屋根職人だった初代が、トタンで園芸金物を製造する会社として創業。 1966年2代目のアイデアで、盆栽協会などに仙台からの技術を応用した銅、真鍮、ステンレスの如雨露を提案。園芸用如雨露専門に。
以来、如雨露一筋に精進しています。

何度も試行錯誤を繰り返し、たどり着いたのが、竿の長い銅の如雨露

著名な盆栽の専門家の方の元に足繁く通い、何度も試行錯誤を繰り返し、たどり着いたのが、竿の長い銅の如雨露。
ハス口の穴が小さいほど細くて柔らかな水が出ます。小さな穴から水を出すには、高い水圧が必要です。竿を長くすることで、水圧をコントロール。一定の安定した散水を可能にしました。
そのほか、雨水をためた水瓶などから常温の水を汲む際、葉やごみなどが浮いていても入りこまないように、給水口にこし網を設置。如雨露の先端につけるハス口の付け替えが可能なため、種類の異なるものに換えることで、盆栽の種類に応じて散水ができるなど、実際に使う側の気持ちを考えた工夫を凝らしています。

水に溶けだす銅イオンの効果

素材である銅は殺菌力を持つため、水を腐りにくくします。水に溶けだす銅イオンの効果により、盆栽の苔の育成にも力を発揮します。また銅には粘りがあるため、壊れにくいという性質を持っています。研究に研究を重ねた結果生まれた機能性の高いデザインと、素材の持つ殺菌力、苔の育成を促す特徴、耐久性。
大事に使えば一生使うことのできる逸品です。

2006年には天皇陛下より注文をいただくことに

2006年には天皇陛下より注文をいただくことに。同年「第二回伝統的工芸品チャレンジ賞」で「Artな如雨露」と奨励賞を受賞。2010年すみだ地域ブランド「すみだモダン」に認証されました。日本に残る唯一の盆栽如雨露メーカーとして、評価されたことは非常に誇りに思っております。

国境を超え海外のBONSAI愛好家の間でも有名です

試行錯誤を繰り返し生まれた当社の銅製如雨露。
今では、国境を超え海外のBONSAI愛好家の間でも有名です。
現在では、イギリス、アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、オランダなど欧米各国から注文をいただいております。

伝統の技の結集である如雨露は、見た目のデザイン性にも優れ、ファンを魅了しています。
ご興味がございましたら、工房を覗きにきてください。いつでも、大歓迎です。

一つひとつ手作りだから、実費に手修理もOK（銅製のみ）。
園芸好きの方なら、ぜひ一生モノの如雨露を手に入れてみませんか？